資産運用の代わりとなる保険の種類

Pocket

“保険は保障がメインだから満期になっても払い込んだ分より返って来る分が当然少ないままでした。掛け捨てならば当然1円も帰ってきません。貯蓄型保険と言って従来の保障の為のタイプとは違い、資産運用の代わりになる物として販売されようになりました。

その種類も様々で、用途に合わせて利用されています。それで資産運用として一番有名なのが一時払い養老保険です。この商品は保険料を一括で払うことにより保険料が安く設定され、満期時に受け取る分がその分多くなっています。さらに払い込みが早い分、運用の利益がプラスされる為、その利益分が満期時に追加される仕組みになっています。だから予定利率が高かった頃は資産運用的な目的で良く売れました。

ただ最近の低金利で運用成績が良くなくなって、逆ザヤ解消の為にと予定利率を引き下げたりしました。それで予定利率が引き下げられたから、人気に陰りが見えて、前よりも売れなくなってきました。他の貯蓄型の商品も同じく保障がある分、他の資産運用より有利になれなくて、用途に合わせて、保障重視で販売されています。

資産運用は将来的なことを考えれば、少しでも運用成績の良いものを選ぶべきです。種類があって保障もあるからとメリットが大きいように見えますが、保険はあくまでも補償がメインですから、」資産運用に活用するのは感心できません。将来に備えて少しでも運用成績を上げられるように資産運用の為に購入するものは別の物にすることです。